自分の意志とは関係なく、他人のたばこの煙を吸わされてしまう‟受動喫煙”は大きな健康被害をもたらします。
特に成長発達途中の子どもは、大人よりも深刻な影響を受ける可能性が‟大きい”のです!
受動喫煙による子どもへの影響
- 低体重児出産
- 発育障害
- 呼吸疾患
- 身体発育の低下
- 歯周病
- 小児がん
- 乳幼児突然死症候群
- 注意欠陥・多動性障害
- 虫歯
- 歯肉の着色 など
父親の禁煙は、子供が生まれてからでは遅い‼
生まれた我が子のために禁煙を始める男性も多いですが・・・
それでは遅すぎるという研究結果が発表されています!
たばこの煙が父親の精子細胞のDNAを傷つけ、損傷したまま子供に遺伝。
結果、“小児がん”のリスク 高
精子細胞は約3カ月で成熟するため、お子さんをお考えの方は90日前からの禁煙が必要になります
子どもの未来を奪う母親の喫煙
妊娠中たばこを吸っていませんか?
妊娠中の喫煙は生まれてくる子どもにとても悪い影響があるのです。
たばこを吸う妊婦は吸わない妊婦に比べると…
低出生体重の危険性が “約2倍”
早産の危険性は “約3倍”
とリスクが高くなってしまいます‼
さらに、
ADHD(注意欠陥・多動性障害)の子どもの場合
母親の喫煙率が同年代の女性の “2倍” 程度高いとされています。
受動喫煙による子供の口腔内への影響
家庭内に喫煙者がいる場合、いない子どもに比べて3歳までに虫歯になる可能性が“約2倍”に⁉
受動喫煙によって唾液の成分が変化し、虫歯の原因菌が活性化。
歯垢や虫歯ができやすくなるのです。。
★たばこを吸っていなくても・・・
受動喫煙によって歯肉のメラニン色素沈着や歯周病のリスクが高くなることも報告されています。
子どもは、たばこの煙が有害であることを知りません。
特に親が喫煙者の場合、たばこの煙に無防備で大きな影響を受ける可能性が高くなります。